冷静なウェブログ、熱い2ちゃんねる

けれども、ウェブログとか「はてな」のサイトで散見される言葉は、ただの「個人のホンネ」ではない。他人の言葉を参照し、自分の考えと他人の考えをつきつけあい、自己と他の間の共通分母を時間をかけてのんびりと探していくような、そういう思考のマナーができあがりつつある。それは「2ちゃんねる」的な即興の言葉のやりとりが持つ、危うさと裏腹の面白さや興奮とは対極にあるものだ。

分散ジャーナリズムとしてのウェブログ 仲俣 暁生 「本とコンピュータ」編集室
http://it.nikkei.co.jp/it/njh/njh.cfm?i=20030529s2000s2

日経から拾ったものですが、最近のウェブログブーム(ブームか?)の一端が現れているような気がする。
2ちゃんねるが一過性のお祭り的興奮だとしたら、ウェブログプロジェクトXのような創世記的興奮を生み出しているのでしょうか。
ネットもできてだいぶたちますが、時々散見するバトルを見てると、感情をもった人間がいる限りウェブログユーザーの夢を実現するのは困難なような気がします。
それでも、夢をおいかけるのが人間なんですが。