Love♪Love♪ミンキーモモ〜♪

実は本家「パンドラ」のほうでも「夢」に関して語るほど、最近は「夢ってなんだろ?」って真剣に考えるのですが…いやー、「魔法のプリンセスミンキーモモ」は名作だったね。いろんな意味でな。

[ミンキーモモの最期]
 46話「夢のフェナリナーサ」が最終回の予定でしたが,放送延長に(全63話)なりました。全体の流れからすると,事実上46話が最終回です。結局,モモは暴走トラックに轢かれ,あっけなく死んでしまうのです…。
ミンキーモモ研究室
http://www.asahi-net.or.jp/~ug8y-mztn/momo.html

昔のアニメなんでネタばれ覚悟で言うと、このモモの死によって、モモの住んでいる国「フェナリナーサ」は現実世界と完全に離れちゃうんです。たしかになくなってもその世界の人にとってはたいしたことの無い、些細な事にすぎないんだけど、ちょっと希望の無いつまんない世界になって心にぽっかりと空白のあいた、寂しい雰囲気になっちゃうの、この回って。
「モモ死んじゃうのー!!それじゃやだー!!!」と当時の子供が泣いたお陰で延長が決まって、「希望と夢を取り戻す」新生モモが活躍する第二部が始まるわけなんですが。
「大人になったら何になる〜♪」というOPも、毎回「こんなに大人の職業ってたくさんあるんかい!!」と思うくらい違う職業に変身していたある意味器用貧乏なモモも、殺伐とした今の世の中には必要なんじゃないかな…と思ったりして。今の子って平気で「どんな大人になったらいいかわかんない」というけど、ならば小一時間テレビの前に拘束してこのアニメ見てから同じ台詞いえるか、問い詰めたいですね。
しかし「ピピルマピピルマプルリンパ、アダルトタッチで○○になれ〜」の変身呪文はちょっとエロスを感じるのは大人になった証拠でしょうかねぇ?