魔法のiらんどと携帯電話と若者

−−子供たちは、いけないとは知らずに友達の名前を書いてしまったりということはよくあるんでしょうね。

 伊東さん  それが一番多いのではないでしょうか。若い子は携帯電話が体の一部になっています。体の一部がインターネットにつながっていることを認識しないままに、携帯を使っている。何らかの形で啓蒙、教育をしてあげないと、危ないままに放り出されてしまう。親御さんも分らないから、特に携帯電話については、啓蒙、教育は必要だと思います。
情報モラル:
良くないHP許さない 「魔法のiらんど」
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/news/20050414k0000e040084000c.html

そういえばいつの間にかポケベルを持っていて、いつの間にかそれが携帯電話に変化していった世代としては、今の「携帯電話は身体の一部」というのはよくわかる気がする。個人的に携帯依存症になった時期もあるし。問題はその機械が当たり前に過ぎて、情報の洪水の1端末という認識が若い子に持っていない、だから手ほどきをする人が必要だ、そんなオチに落ち着いているのですが。
そういえば携帯というツールは、本当に成長が速い気がする。この前までは、メールも対応してなかったのに今じゃ携帯板がなければ一人前のサイトじゃないと感じるくらい、食いついている。私には理解不能だが、ギャル文字なるものも出現して、若者文化に浸透しているし、人によってはもう個人の情報の方が、新聞よりも重要視されているのだという意見もある。

その割には、ルールというのが皆無なのがこの携帯電話文化なのだろうなと思う。電車のルールも守れているのかどうか疑問だし、メールに関するトラブルも後を絶たない。そんな中で「良くないHP」おを取り締まるのは有害コミックを取り締まるくらい無理な注文のような気がする。しかし、それでも説教ジジィは必要なのだ。