くだらないからネットなのだ

何にカルチャー・ショックを受けたかというと、ネットのテキストはくだらないことを書いてもなんら問題はない、ていうか積極的にくだらないことを書け(ネタテキストにしろ)、というコンセプトの見せ具合でした。その手のサイトとしては多分→ろじっくぱらだいす←が今でも一番知名度・影響力があるのでしょうが、とにかく薀蓄を語るでもなく、他人と激論するのでもない、ポリシーのなさ具合がサイコーで、相互に影響しあった仲間サイトのテキストも面白いものが多かったのです。
愛・蔵太の少し調べて書く日記 2006/4/18 今さらですが、おいらに多大な影響を与えたサイトを3つ挙げてみろ、と言われたらこう答えてみる
http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20060418#p1

mixiの日記とか特にそうだけど、くだらないことが正義みたいなところがあるよね。ネットのサイトって。というかmixiってこの延長線上にあるような気がする。ある程度のクローズドな仲間内で楽しむとが出来るという点に、オフでは味わえないような快楽がある気がするんだよね。
しかもその趣味の範囲はドンドン細分化されてきてる。(これは2chmixiのカテゴリーの細かさ見てたら一目瞭然だろうなあ)パソコン通信とかの時代だとまだ、薀蓄とかポリシーが残ってたけど、インターネットになってからその敷居は一気に低くなった。原因は色々考えられるけど、結局「インターネットだから」って言葉ですんでしまいそうなところがインターネットのくだらなくて面白いところだと思う。

くだらない事を延々と楽しめるという価値を見つけた時点でインターネットの価値は決まったのである。