本当にゼロ世代はなにもないのか

ゼロ年代ってなっっっっっっっっんにもなかったね

もうすぐ2009年だってのにゾッとするよ。
10年ごとに年代を区切ったらその年代で新しく出てきたクリエイターがあるもんだけど
ゼロ年代ってなっっっっっっっっっっっっっっっっんにもないね。いや、ホントに。
例えば90年代って言ったら渋谷系とか日本語ラップとか
今までにない若者の感性!みたいなもんが出てきたじゃない。海外ならデトロイトテクノとか。
80年代だって新人類とか言われて漫画でも音楽でもそれまでになかったものが出てきた。
それが何?21世紀を迎えたゼロ年代はなーんにもないじゃない。今までのものを焼きなおしているだけ。
いや、ゾッとするよ。この10年を振り返ろうなんての、できなくなるよ。何にもなさすぎて。
http://anond.hatelabo.jp/20081210132759

これ見てからぼーっとこの件にかんして頭ぐるぐるしてたんだけど、
携帯小説とかマックスバリューとかSuicaとか振り返るとあることにはあるんだよ。
というかゼロ世代の都市論に関して書いてるのないかな。

特に携帯関連は、21世紀にはいって人々の中に食い込むほどの浸透を見せている。
今のWEBサービスは必ず携帯対応を意識しているし。これは20世紀では考えらえられなかったこと。
逆に、いままでは口頭でいってたため泡のように消えた悪意や憎悪が、ネットのおかげでログとして残ってしまい、そのログにとらわれて、結果的にマイナス感情が感染し神経症うつ状態になってしまうという黒い面もある。
田中角栄的高度成長のころに比べても回転の速い仕事システムとかも加え、相田みつををマジ地でいけないと生きていけないくらいナイーブな社会構造になってしまってるかもしれない。

以上、私見的ゼロ世代論。

ただこの増田の琴線にははいらないだけで。
聞いてると音楽界メインの人かなと思うけど、それでもボーカロイドは世代的に記録すべきトピックだと思うんだけど。紅白に登場するレベルじゃないとだめなんだろうか。まじで音楽界としては何もなかったんだろうか。自分は音楽興味ないのでわからないけど。
「もしかしてエヴァ時の庵野秀明のコピペで釣ってるのか」と疑うくらいの偏りっぷり。
ただ、彼の発言以降、庵野氏が憂いていたアニメ界はさらに閉塞してるが、オタク層が年とともに断層的に広がっているため(子供はアニメ好きなので卒業できずにオタク化する場合あり)ターゲット設定を細かく設定していくことで乗り切ってる。とだけ追記する。