千乃教祖の言語分析

「顔を写したら困ります」
「わたしの病気は関係ないです。そんなことはどうでもいいんです。あと4〜5日しか持たない末期がんで、重症ですから。ただ、タマちゃんのことで神奈川県であり、埼玉県であり、そういうところも何にもえさがないんですよ。実は、タマちゃんにえさをあげてるんです、毎日」
「病気はもうよろしい。4〜5日すれば死にますから。タマちゃんか緊急ですから。わたしたちが投げてやった貝があるんだと思いますが」

自らの現在の存在をかたくなに否定するところ、なんかよくある被害妄想のおばさんの言動ですな。
特にあちらこちらで、「老い」を否定しまくるところは、場末のクラブママさんがよく申しています。
あと、「タマちゃん」というのは一昔前なら「総理大臣」ふた昔前なら「天皇」と置き換えられるような気がする。つまり、あのアザラシは彼女にとっては「権威」に感じるわけです。
ま、現代社会では「かわいい」ものが偉い!!みたいな風潮があるし。

「見ることなんてできません。マルカ(過激派)の攻撃がひどくて、いつでも失禁強要されるんですよ(略)」
「それでも、外に出たらマルカ(過激派)の攻撃にあって、1週間で死にます」
「それは天上界のエネルギーがありますから。薬を公開すると、100錠も飲んでるから、やっぱり買えなくなる場合もあるわけですよ。それで今、新聞でめちゃくちゃに誤報をされてますから、まるでわたしが悪人みたいに言われているでしょう」

「させられ体験」的表現が目に付きます。「マルカ」と言う団体はgoogleでも実在が認められなかったのですが、語源はなんでしょうね?
あとこれはテレビの印象なんですが、やたら早口で、私の印象では、
「教祖と言うよりは、勧誘担当のおばさんの言葉使い」
な気がします。言いたいことをがーーーーーとまくりたてると言うことで、相手を思考停止させるのは、あるカルトの有名な手段です。
カルトも含めて有名な教祖というのは概して語調は強め、テンポはゆっくりめ、いっていることは明確(しかし実は論理が少しざれている場合がカルトにはある)な傾向があるのですが、千乃さんの口調はそれにしてはあやしいイメージがします。
なにか別の人間の意思があるのかと「トンデモ」的解釈すらおぼえます。

というか、東スポでは「狐付き」説がでてました。うーん、もっともかも。