心を許すと言うこと

彼女はいつでも表面的で、本当の自分を決して出さなかった。
友達は山ほど居たようだし、休み時間になるといつもみんなに囲まれていたが、 Aさんが心を許している友達なんて一人もいなかった。
見ていればわかる。 彼女も、自分を出して相手に嫌われることを極端に恐れていたんだ。 だって、周りとの関係が変わってしまったら、プライドが、せっかく手に入れた自分の居場所が壊れてしまうかもしれない。 そんな恐怖がいつも頭の隅にあっただろうことは、想像にたやすい。
結局のところ、本当に万人に好かれることなんてできないのだ。
周りと上手くやっていくには、ある程度自分を隠すしかないけれど、 要はその中で、自分が信用できる人を見つけられれば良いのだ。
それでも私は生きていく 戯言「本当の友達の作り方」
http://www2.odn.ne.jp/~yun_f9/index.html

友達が多いというのはそれだけで安心するけど、自分を出さないと後で後悔する羽目になっちゃうもので。
私も昔、八方美人で人にいい顔するのに頭使いすぎて、気づいたらいじめの対象になってしまっていたですね。
居場所を保持しようとしすぎて、結局なくしてしまう。
策士、策に溺れる、だっけ?そんなことわざあったよね。

心寄せる相手を見つけられるか…難しいものですな。

でも、ネットで心を開くのは大変だよね。文章と自分をすり合わせなければならないから。自分を持っている人にはわけないんだけど。