もう聞こえない叫びに耳を傾けろ

カロリーこわい、水こわい、固形物もこわい、匂いもこわい、空気もこわい、生きるのもこわい、自分もこわい、明日もこわい、眠るのもこわい、起きているのもこわい、言葉もこわい、接触もこわい、夏もこわい、食事もこわい、一人もこわい、目をあけるのこわい、太るのこわい、神様こわい、心臓の病気こわい、てんかんの発作こわい、夢をみるのもこわい、嘘吐きこわい、あの唄こわい、地下鉄こわい、見られるのもこわい、会話こわい、あの記憶こわい。怒らないで。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。
「ごめんなさい」が彼女の口癖で、一日500mlのカロリ−ゼロの水分が彼女の精一杯の食事で、
部屋の隅が彼女の居場所でした。
I SCREAM 2002/8/?? 訃報
(アーカイブキャッシュより。本サイトは消失)

こわい、こわいのよ、すべてが。
精神を病んだものにとって世界は、恐怖の物体そのものだ。
かつて私もそうだったが、「こわい」という単語が脳みそを追おうという恐怖。
これは、一度同じ体験を味わってみないと理解できないかもしれない。


想像しろ。精神病患者の内面の荒廃を。

もし、想像できなけれが私が代わりにその考えを植付けよう(無言の圧力)。
この人は2ちゃんねるの複数の人間に煽られて、精神を追い詰めたようだが、もし、このことが事実なら追い込んだ人間を許しはしない。
今でこそ、大分平和な2ちゃんねるだが。2000〜2003年くらいまでは本当にアンダーグラウンドな世界だったと聞く。(こちらにその2ch暗黒史がある。信じるかどうかは見た人次第だ。「転んでも泣かない」のが2chの掟だよね)もし、彼女を追い詰めたのが2chのプロ固定によるものだとしたら、私は許しはしない。ただ、私は何も知らないので、真実を知ることは出来ないが…

単に、彼女の叫びが心臓に引っかかるだけだ。
しかし、この叫びの代償は大きい。